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体育館運動会の撮り方

いよいよ10月!運動会シーズンがやってきましたね!

かけっこに、パラバルーンに!ダンス!

いろんな種目が目白押し!でもその中でもやっぱり

自分の子を可愛く撮りたい!

って思いは誰にでもあるはず!そんな皆様のために

今日は先日撮ってきた僕の写真を参考に撮り方の解説もしたいと

思います!

まず必要なのは「望遠レンズ」!

これはもう必須です!そもそもそんなに近寄れない事が多いので

保護者席から見ることになるので、距離がある。普通のキッドレンズでは

全然豆粒で撮れたもんじゃない!

娘のソーラン節!の写真です!結構遠くから撮ってます!

これは望遠で言うと200mmくらいですね。

ただ望遠レンズの難しさって言ったらやっぱり

ぶれやすい、のと暗くなりがち!です。

ぶれないように撮るにはシャッタースピードを早くすること!

でもどのくらいのシャッタースピードがいるのか分からない!って方が

多いと思うんです。

ちなみに上の写真はシャッタースピード500くらいで撮ってます。

これで結構連写してます。

連写大事です!

ぴょんぴょん跳ねたりするので、半分くらいはブレたり顔が歪んだり

するので半分はもう捨てですね汗

あとは、ちょうど動きが止まるジャンプの一番上か、着地した瞬間を狙って

シャッターを押します!

準備運動とかもやりますよね、それでも跳ねたりするのはもう、無視して

動きが割と早くないものを狙っていきましょう!

ポーズの瞬間とかもチャンスです!上の写真はシャッタースピード500で

撮ってますが、多分ポーズの瞬間は300とかでもいけるかと思います!

大事なのはタイミング!

心配な人はシャッタースピードを上げてもいいですが

ここでもう1つ大事なのが、シャッタースピードを上げすぎると

写真が暗くなると言うこと!

この悩みがおそらく一番多いかと思います・・・

そう、シャッタースピードは早ければ早いほど写真がどんどん暗くなります。

なので、その分他で補わなければならないんですが

それが、F値。

この数字が小さいほど写真が明るくめっちゃボケます!

上の写真はF値3.2とかで撮ってます。

暗い場所では、とにかくこのF値をどれだけ小さくできるかに限ります!

だけど、このF値、

実はレンズごとに限界値が決まってます!

ここは正直、高いレンズほどF値が小さくできますが

普通のズームレンズとかだとF値の限界が5.6とか6になります。

僕の撮ってるレンズはF値は2.8までいきます。これは本当にレンズごとの

性能があるので、どうしようもないです汗

しかも、普通のキッドレンズとかだと、ズームをすればするほど、F値の数字

が大きくなるという謎仕様。本当に普通のズームレンズは撮るのがきつい汗

シャッタースピードはあげたいけど、F値は下げたい・・・

こんなわがままがまかり通るのは高いレンズだけ・・・

泣きたくなりますね

ですので、ここで3つ目の要素の登場!

それがISO

これが高いほど写真が明るくなる!!っていうチート技!!

ISOはもう室内ではとにかく高くしましょう。これはカメラごとに

マックス値が決まっているのですが、少し前のカメラでも6400くらいまでは

高くできるかと思います。

シャッタースピードが常に高くなりがちな運動会では

F値の小ささとISOの高さが鍵になります。

僕もこの日の写真はISOはほとんど、6400とか8000とかで撮ってます。

マックスは10000超えられますが、ここで注意なのが

上げすぎると画質が落ちるといデメリット。

よく見る暗いところで写真を撮るとザラザラした感じになりますよね?

あの感じにどんどんISO上げていくとなっていきます。

なので本当はISOは低ければ低いほどいいです。・・・

でもそしたら写真は暗くなる。・・

どうしろと!!?笑

本当にカメラって難しい汗

でも今日紹介した写真はほとんど6400以上で撮ってますが

画質気になりますか?

そう、携帯とかで見る分には全然気にならないんです!

L版とかで印刷っして壁に飾りましたが全然気になりませんです!

なのでISOはもうバンバン上げていきましょう!

まとめると

⚫︎シャッタースピードは300以上

(なるべく動きの少ないタイミングを見計らって撮りましょう)

⚫︎F値はできるだけ小さく。

(ズームするとF値の限界が大きくなってしまうので

ギリギリまで近づいてなるべくズームを使わないようにしましょう)

⚫︎ISOはガンガン上げていく

(6400以上はないと多分写真は暗いです)

こんな感じですかね、でも正直、明るさとかは

後から編集ソフトとか携帯とかでも明るくできるので

なんとかなります!

でも、ブレた写真は元には戻せません!!

なのでいかにぶれずに写真を撮るかってことになるので

一番重要なのはシャッタースピードかもしれないです。

そのシャッタースピードを活かすために他の二つで調整する

感じになるかと思います。

今のうちに家の中で子供に動きてもらって

練習して運動会本番に備えましょう!!

そしてお子様を上手に可愛く撮ってあげてくださいね!

でも撮りすぎに夢中にならずにちゃんと応援、見てあげるのも

大事ですよ!!

それでは長くなりましたが、良き運動会ライフを!!

神奈川川崎をメインに出張する写真家

そして家族写真が大好きなフォトグラファー

スタジオマミス代表

小山将冬より

https://studiomamis.jp/