カメラの基礎知識2(F値)
髭を伸ばそうと思っても全然伸びない男。
どうもカメラマンの小山です。
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僕は元々、薄毛な方で髭もこの機会にかっこよく伸ばしてみようかと
思って、剃らないでいたんですが、全然伸びないwww
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なんか顎ともみあげとかつなげてみたいですね。夢です。はい。
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さて今日は前回の基礎知識1の続きです!
読んでない方は先にこちらから!!
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前回はカメラの三国志、三大要素の一つである
”魏”であるシャッタースピードについて語りました。
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では今回は僕が個人的に一番好きな三国志の国
”蜀”にあたる、三大要素の一つ「F値」について語っていきたいと思います!
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今回もまずは雑な絵から
こんな感じww
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F値にも大きさがあります。
一番小さいのが1.8(レンズによってはもっと小さくなります)
大きくなると18(20とか全然越えますがキリがないのでとりあえず)
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これもカメラによって必ず表記があると思いますが
F値が小さいほど
●とにかく明るい(安村じゃないよ)
●とにかくボケる(お笑いのぼけじゃないよ?)
F値が大きいほど
●暗くなる
●ボケが少なくなる
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という、感じです。
そう、一言で言うとボケ感ですね!!
僕は写真をぼかすのが好きなので
最初にどのくらいぼかすかを決めたりしますw
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ちなみに巷では
F値を小さくすることを
「開放」
F値を大きくすることを
「絞る」
って表現するらしいです。
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なんか「力開放!!」みたいな中二病みたいでかっこいいですね。
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画力!!!
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昨日、ひらがなを書く僕の息子を撮った写真ですが、背景ボケていい感じでしょ?ww
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これはF値を小さくしてるからなんですね。
これは大体、F値2.0とかそのくらいだったかな?
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一眼っぽくボケた写真を撮りたいって方はとにかく
このF値を小さくするのがポイントです!!
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それだけでなんかめっちゃ上手くなった気がする!!
気のせいじゃないですよww
水泳の北島康介が言ってた「ちょーきもちいい!」になれます。
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あれ?ネタが古いか。
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逆にこの写真はF値を5.6とかそのくらいまで上げた気がします。
そう、ただボカすだけではいかんので、人数が沢山いる時はなるべく
みんなにピントが合うように調整するんですね!
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じゃないと1人以外ぼけちゃったりするときもち悪いし
まあ、それもお洒落なときもあるんだけどもww
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ただ、中止しなくてはならないのがF値に関しては
レンズの性能によって全く違います!!!
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そう、持ってるレンズを見てみましょう!
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初めてカメラを買った人はだいたい最初はキッドレンズみたいな
感じにレンズがついてくるのを選ぶと思うんですが
最初のレンズは大体F値の最小がそこまで小さくなりません!!
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画像のレンズは一番小さくてF4です!
そしてズームするとさらにF値の最小値が上がってF5.6が
最小値になったりします。
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これも多分F値2.0とかそのくらい。
それだけ小さいとこれだけ背景も綺麗にボケるし、多分「瞳」以外ほとんど
ボケてるww
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撮り比べてないけど、F値4だとそこまでボケないって言うのと
尚且つ、写真が少し暗い印象になりがち。
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そうか!ならF値の小さいレンズを買えばいいんだな!!って
思うじゃないですか?
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ところがどっこい!!!
F値が小さい器用なズームレンズはめちゃくちゃ高いんですよ!!
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10万以上が普通、僕の持ってるレンズも30万近くします。
後ろの長くて白くて重たいレンズ。
これは約30万円します。
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どひひゃぁーー!!買えねえーー!!って
これは望遠レンズなんですがF値が2.8までいきます。
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え、それでも1.8とかまではいかないんですね?
って思うんですが、望遠レンズでそこまでのレンズはまだ発売されて
ないかもしれないですね。
そのうち化物レンズが出てくると思うけど、おぞましい値段なんだろうな。
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話が逸れましたが、F値が小さくても
安いレンズが一応あります!
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聞いた事あるかもしれませんが、それが
「単焦点レンズ」!!
というものです。
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なんだそれは!と思うかもしれませんが
簡単に言うと、ズームが出来ないレンズです!
その代わり、F値がなんと1.8とかまでいったりします!
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ズームが出来ないってデメリットをどう捉えるかですが
スマホの写真とかも、ズームとかしないですよね?
使い方次第だと思いますが、単焦点はかなりオススメです!!
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F値が小さいって事はそれだけ、明るく撮れるって事でもあるので
暗いところとか、夜でもいい感じに撮れたりします!
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ディズニーシーに行った時の写真ですが
単焦点F値1.8とかで撮ってめっちゃ明るく撮れます。
これがF値4とかだと真っ暗で何も撮れないかもしれないですね・・・
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ただ最初から単焦点を買うとそれはそれで不便を感じるかもしれないので
まずは普通にズームレンズを使い込んで物足りなくなった時の
一本で追加で買うのもありかもしれません。
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かなりの違いに気がつくと思います!!
僕はプライベートはもはや単焦点しか使っていませんww
軽くて小さいのも魅力の一つかもですね。
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そして、F値のボケ感に関してですが
カメラを構えて3人が縦に並んでいるとします。
画力の低下が気になりますが、今は目をつぶってください。
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真ん中にいる殿様にピントを合わせて撮ります。
もう一度いいます、縦にならんでいます!!
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で、F値1.8などで撮った場合、前と後ろにいる
侍と姫はボケます!
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そう、ピントのボケ具合は前後なんですね!!
僕は最初、真ん中以外がボケるのかと勘違いしていたので
それを伝えておこうかと思いましたw
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なので、これがF値4とかで撮ると少しピントの合う範囲が広がって
侍の背中と姫の顔くらいまでピントが合うイメージですかね。
侍まできちんとピントを合わせたい場合はさらにF8とかにすると
全員に合うかもしれません。
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ただこれも正直、今てきとーに言ってますが
カメラと殿様達との距離によってもだいぶ変わってくるので
その辺もまた今度詳しく解説しようと思います!!
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とにかく今はF値にだけ集中してくださいww
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一応、おさらいを言うと
F値が小さいほど
●とにかく明るい(安村じゃないよ)
●とにかくボケる(お笑いのぼけじゃないよ?)
F値が大きいほど
●暗くなる
●ボケが少なくなる
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何度も言っちゃいますが僕はボカすのが好きなので
F値を割と限界まで小さくしちゃったりします。
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その分、明るくもなるので暗い写真が嫌いな人もいいかもですね。
一回試してみるのもありかもしれませんww
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逆に屋外とか天気のいい日にF値を小さくしすぎると明るすぎて真っ白な
写真になったりしちゃいますけどww
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そんな時は前回お伝えしました、シャッタースピードをかなり早くして
バランスを撮ってって感じですね!!
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その辺りのバランスに関しては最後にやりたいと思います!!
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さて、いよいよ次回は
三大要素の最後の三国志の”呉”にあたります
「ISO感度」について語っていきましょう。
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ってか三国志に例える意味全然ないな・・・w
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神奈川をメインに出張する写真家兼F値最高もえ!!
そして家族写真が大好きなフォトグラファー
スタジオマミス代表
小山将冬より